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まちづくり日記

2007-09-21
災害時要援護者の避難支援・避難生活支援セミナー【社会福祉法人AJU自立の家】-たじ-(支援班の日記)
まちづくり活動団体の活動見学に行ってきましたので、その様子を掲載します。

日時:平成19年9月21日(金) 午後14〜16時
場所:ウイル愛知 1階セミナールーム(1、2)
タイトル:災害時要援護者の避難支援・避難生活支援セミナー
〜被災現場と障害当事者からの提言〜
参加者:70名以上
市町議会9名、行政18名、社会福祉協議会11名、福祉施設2名、
障害当事者団体8名、災害ボランティア3名、大学生3名、
名古屋市24名、愛知県30名、岐阜県7名、三重県8名、
都市センター2名、報道
内容:東海・東南海・南海地震に備え、最近の地震関係の情報を学びつつ、災害時の要援護者対策が被災現場で実際にどのように行われたか?最近の被害地からの報告や障害当事者からの提言をうけ、今後の施策に活かすためにセミナーを開催しました。

(活動の様子)
ー付
13時30分にウイル愛知に到着すると、早速、受付を済ませました。

展示品の見学
会場に入ると、要援護者の避難生活に必要なものが展示してあります。
               

・避難所間仕切りセット
・これで、プライベート空間が確保できます。
・3畳以上ないと車イスが中で向きを変えること
 ができません。   
・つなぎ目は、マジックテープなので、簡単に留
 められます。




・ポータブルトイレとシルウォッチ
            





セミナーの様子
会場には、70名以上が集まり熱気ムンムン。テレビ局の取材も入っていました。3名の講師の方のお話のほか、わだちコンピュータハウスからの提案など、2時間という短い時間にも関わらず充実した内容でした。以下、簡単にご紹介します。

■講演『緊急地震速報をどう活用するか』
愛知工業大学工学部都市環境学科教授、地域防災研究センターセンター長 正木和明さん

正木先生は、プレート型・直下型という2種類の地震の仕組み、プレート型の地震予知の方法、地震派であるP派(縦波、初期微動、秒速7キロ)とS派(横波、主要動、秒速4キロ)による緊急地震速報の仕組みを、私たちにも分かるように丁寧に説明してくださいました。

東海地震は、ひょっとすると予知できるかもしれないけれど、東南海地震などは予知方法すら分からないので、10月1日から実用化される緊急地震速報には大いに期待がもてるそうです。今年3月の能登半島地震では、能登町まで5秒、珠州市まで7秒と出たそうです。5秒あれば机の下に隠れたり、台所の火を消せますので、被害はぐっと減るのではないでしょうか?

■被災現場からの報告『その時わが町では何が起きたか』
 石川県輪島市社会福祉協議会 事務局長 七尾幸子さん

輪島市は人口33,000人、うち高齢者は37%。能登に地震が起きるなんて誰も思っていなかったので、とても動揺されたそうです。

でも、民生委員さんは福祉マップを頭の中に記憶していたし、区長(班長)を輪番制にして日頃から町内単位で取り組んでいたので、民生委員だけでなく町内単位ですぐに安否確認をすることができたそうです。また、避難所での生活も、町内単位で10〜20人で固まるなど、スムーズにいったそうです。

その他、災害ボランティアセンターを運営した経験をお話していただきました。

■災害支援ボランティアからの報告
『災害時の避難所における要援護者支援の課題について』
特定非営利活動法人レスキューストックヤード事務局長 浦野愛さん

・避難所のトイレにつかまるところがなく、高齢のおばあちゃんが便まみれになって転んでいたこと。
・避難所の問題点を、行政の担当者に粘り強く説明し、1つ1つ解決していったこと。
・災害後、時間の経過とともに個別化するニーズに、誰が、どのように対応するのかが課題であること。

など、現地でボランティア活動をされている生の声を聞かせていただきました。

■災害時要援護者の避難生活に必要な防災備品の提案
わだちコンピュータハウス 防災企画グループ 菅沼良平さん

会場に展示してある備品のほか、文字情報表示装置「パパラビジョン」、嘔吐物緊急凝固剤「ゲロポン」、GIS(地理情報システム)を使った避難支援システムについて紹介していただきました。

ゲロポンは、嘔吐物を固めてポイするもので、ノロウイルスの予防に効果的だそうです。能登半島地震時には1200個寄贈されたそうです。

パパラビジョンはFM放送で情報を送るものです。






〜こうちゃんの感想〜
今回拝見させていただいた企画は、多彩な講演者、参加者、そして、短時間でしたが、講演内容は、実体験に基づくものが多く紹介され、はじめた聴いたものもあり、大変興味深く参加させていただきました。
このような企画は、できるだけ多く機会を設けていただくと共に、まとめたものを発行されるなどして、より多くの人に知っていただくために活用されたらいいと思いました。

〜たじちゃんの感想〜
みなさんのお話が具体的でとても分かりやすかったです。たくさんの参加者がいましたが、もっと一般市民の方にも聞いていただき、地域で取り組むきっかけになったらいいなと思いました。
特に、輪島市での民生委員や町内会の取り組みは、小さい市ならではかもしれませんが、名古屋市でも応用できる方法がないかと思っています。
AJUさんは、災害時に要援護者になられる方々にとって頼りになる存在だと思いますので、継続的・発展的な取組みを今後も期待しています。
Posted by kanri

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